NEWS 2022

近年、日本だけでなくヨーロッパ、アメリカ、アジア各国でも盛り上がりを見せ、世界的なムーブメントとして話題を集めているシティポップ。1970年代後半から1980年代の高度経済成長期の出現とともに現れた音楽ジャンルは世代を超えて、複合的にさまざまなカルチャーを巻き込みながら、2022年に至ってもなお脈々とグローバルな発展を続けている。
近年の大きなトピックとして、2020年に松原みきの「真夜中のドア」が世界92か国のApple MusicのJ-Popランキング入りを果たし、Spotifyグローバルバイラルチャート18日連続世界1位を記録、竹内まりやの「Plastic Love」も2017年に非公式でYouTubeにアップロードされた動画で火がつき、2022年現在、公式にアップロードされた動画も1,000万以上という驚異的な再生回数を叩き出している。
なぜそこまでシティポップがムーブメントになっているのか、という説明はたくさんの記事が出ているので割愛するとして、ここ数年で明らかに加速度的に変化しつつあるシティポップや和モノをめぐる国内外の状況とその行方について、自身のプロジェクトである流線形や数々のプロデューサーワークで現行シティポップのオリジネーターと言っても過言ではないクニモンド瀧口、『和モノA to Z Japanese Groove Disc Guide』の監修・執筆、楽曲のRe-Edit Work、DJ、レコードバイヤーとしても活躍するDJ CHINTAM、和モノオンリーのDisco~Boogie~Modern SoulのMIX CD『Tokyo 1980s』で、クラブミュージック解釈としてのシティポップを広め、世界からも熱いラブコールを受けるDJ NOTOYAにお集まりいただき、DJ CHINTAMがオーナーを務める渋谷のレコード・バーBLOW UPにて鼎談が実現した。
取材/文:DJサモハンキンポー
撮影:松下絵真
撮影協力:BLOW UP

 

――ちょうど2018年に松原みきの「真夜中のドア」を12inchで再発させていただいたことがあったんですけど、去年のレコードの日で再発された時は桁が一つ違っていたんですね。シティポップがさまざまな状況の中で姿形を変えながら、海外でのシェアの増大という大きな要因を抱えつつ、ここ数年で商業的な売上においても違うフェーズに入ったなという実感がありまして。

DJ NOTOYA : 5年前ぐらいから「Plastic Love」はわりとメジャーというか市民権を得てきて、そこからどんどん海外でも掘り下げられていってる感じですね。近年中古市場の相場が著しく上がっていて、2,000円だったのがいきなり30,000円になるとかはザラにあります。
僕もネットレコ屋をやっているんですけど、買ってくれるのは9割以上海外の方で、シティポップに関して言えば昔はDJしか買わなかったんだけど、だんだんコレクターの人たちが買うようになってきたっていうのはありますね。

DJ CHINTAM : バイヤーからするとピックアップされるアーティストが2017〜2018年くらいから変わってきて、同じアルバムでも取り上げられる曲が変わってきましたよね。全くノーマークだったようなタイトルとか、全然知らないアーティストがどんどん再発されていってる。DJ目線で言うと、少し前まで70年代後半くらいが旬だなという実感があったんですけど、いつの間にか80年代の音楽にガラッと様変わりしていて、そのあたりから自分達が思っている以上にシティポップっていうのが変わり始めたというか。ちょっと想定外。
やっぱりYouTubeとかで若い世代の人たちが気軽に聴けるようになったのも大きかった。本当に桁が違うというか、海外狙い系のタイトルって感じの流れになってきていて、市場規模がどんどん大きくなっていますね。

――よりアーカイブが深く掘り下げられ始めているということですね。
若い世代の人たちがYouTubeやオンラインプラットフォームなどで掘っている楽曲の中でそこからサンプリングされて発展していっているものに関して、70年代のジャズファンクやレアグルーヴよりは80年代のブギー的なものの方が受け入れられているのかなという印象があります。

DJ NOTOYA : ブギーものに関してはアメリカと同時期に流行ってきた感はあって、最初にSoundCloudに和モノブギーのミックスを上げたのが2011年だったんですけど、その頃Dam-Funkとかが出てきて、ブギーって言葉が日本のDJの間でも市民権を獲得し始めた。自分がDam-Funkだったらかける曲っていうのを妄想してセレクションしましたね(笑)。その頃からTuxedoが出てきたり、Bruno Marsが80sファンクっぽい曲を出してきたり、同時に日本のブギーも飛び道具みたいな感じで、英語圏以外の国のブギーに火がつき始めた時期に注目され始めていった気がします。

DJ CHINTAM : Boiler RoomのDmitri From Parisとかもすごかったよね。西城秀樹の「Through The Night」をキメどころでブリブリかけてて向こうの人の盛り上がりもすごかったじゃないですか。

クニモンド瀧口 : 海外はブームとかとは違って純粋に新鮮な音楽として聴いている感じがしますよね。
国内に比べ海外のキッズたちはかなりマニアックで、それこそ今僕のSpotifyのアクセス数を見ると、旧譜は一番多いのがアメリカなんです。流線形に関しては国内のリスナー層は40代の方が多くて、海外で効かれているのは10代〜20代の割合が多いですね。

DJ NOTOYA : 僕も2018年にビクターから出した公式ミックス『Tokyo 1980s Victor Edition – Boogie, Funk & Modern Soul from Japan』は、Spotifyでのストリーミング数一位の都市がロサンゼルスで、次いで東南アジアや南米の都市ですね。そのあたりの国ってサブスク人口が桁違いに多いらしいので、分母がでかいからそういうニッチなジャンルを聴く人の数も相当いるみたいで。

――なるほど。海外で流線形が発見されたのはどういうタイミングだったんですか?

クニモンド瀧口 : 2003年に流線形のファースト・アルバム『City Music』をリリースしたんですが、そのときにアマゾンのコメント欄を見たら海外の人の書き込みが結構多かったんですね。当時から意外と海外で和モノを掘っている人が多かったんだなという実感はあって、一部のマニアの間で日本のアートロックとかも流行っていたので、そういう流れで和モノを掘っている人もいたと思うんですよ。その頃はCity Popとは書いていなくて、Japanese Rare Grooveとか、70’s Groovy, Funky Feelなんて書かれていましたね。

DJ CHINTAM :ブームとしてはかなり長いですよ。

DJ NOTOYA : カタログ数がとにかく多いっていうのも要因としてはあると思いますね。メジャーどころは出てきたけど、探せばもっとあるじゃんみたいな感じで、飽きさせないでエンターテインし続けてられているっていう。

クニモンド瀧口 :某アーチストのマネージャーで、海外の方が書いていたんですけど、最近のアメリカでのブームの背景として、親がBobby CaldwellやAORを聴いていた世代の子供たちが、10代の時に親のレコードを漁っていて、だんだん飽きてきてもっといいのないかなってYouTubeとかSpotifyで探り始めて、そこにマッチしたのが日本のシティポップ。キッズたちが食いついたというのはそこが大きいみたい。

――海外ではシティポップがニュージェネレーションに浸透し始めているということですよね。

クニモンド瀧口 : だから、日本のシティポップに影響を受けてトラックメイクをしている若い世代も最近すごく増えていて、韓国とか、完全にシティポップマナーで新しいポップスを作ろうとしている。
そう言った意味では、たぶん日本は遅れていると思うんですね。ようやくシティポップがメディアで取り上げられたりする機会が増えてきて、日本の若い子たちもこういうのがあるんだ、っていう風になってきているんじゃないですかね。

DJ CHINTAM : アーティストや曲は頭に入っていて聴いてはいるんだけど、どれがシティポップとかっていう聴き方はしてないないんじゃないかと思う。シティポップっていうワードにそこまで気がついてないというか、自分達が思っているよりシティポップって言葉は若い世代にはまだ浸透していない気がします。

――国内外でのリスナーの違いが浮き彫りになってきたところで、さまざまな問題も孕みつつ発展してきたシティポップがここからどのように形を変えていくと思われますか?
また、今後どのように関わっていきたい、などの展望もあれば教えてください。

クニモンド瀧口 : 僕はまだ5年〜10年くらいは続いていくんじゃないか思っていて、やっぱりレコード業界とかはシティポップが売れるのは分かっているので、シティポップが楽曲のスタンダードになって、たとえばアイドルとかメジャーなシーンでシティポップがより受容されることが増えていきそうな気がします。韓国など、海外のアーチストがシティポップをオマージュしているのを、日本人がマネしてやり始めていますね(笑)。

DJ NOTOYA : 日本はまだまだシティポップの現行アーチストはインディー止まりな感じがしますね。

クニモンド瀧口 : カルチャーっていう部分でも、永井博さんの絵が今ちょうどUNIQLOのTシャツになったりしていますよね。シティポップのアイコンとしての永井さんのイラストをはじめ、江口寿史さんや鈴木英人さん、わたせせいぞうさんなども注目されています。シティポップ・ムーブメントっていうのは音楽に限らずファッション、アートも追随してきているし、そういった意味でもまだまだ続くんじゃないですかね。僕も20年くらい前からシティポップって括りではなくそういうものを聴いていたりしたけど、メディアなどが参入して一般的になったのはここ5年くらいかなと思います。
NOTOYAくんはどう?

DJ NOTOYA : さっき話に出したビクターのミックスは、データを見ると日本でほとんど聴かれてないんですけど、海外からのストリーミング数がトータル1,000万回以上になっていて。そういう曲を他の日本のメジャーレーベルに持っていって、当時誰も見向きもしなかったようなマニアックな曲でもサブスクに出すと売れますよっていうのを営業かけています。まだまだ眠っているカタログや評価されてないアーティストを発掘することで、アーティストさん本人や作詞家・作曲家などのオリジネーターの人たちにお金が入っていくようにしていきたいですね。

DJ CHINTAM : 僕もNOTOYAと同じような感覚なんですけど、和モノAtoZっていうシリーズを今やらせてもらっているので、その中で出した方がいいなとか、今旬だなっていうようなタイトルを自分がDJとしてもプレイしながら初7inch化みたいな感じで提示していければなあと。
シティポップはこれからも続いていくとは思うんですけど、個人的には70年代くらいの源流とされる音源もピックアップして欲しいなっていう気持ちもあって。自分達が持っているアーカイヴとかもメーカーさんが知らない曲も多いので、なるべくそういうものを掘り起こしてピックアップできたらいいですよね。再発盤に関しては買えそうで買えない希少盤のニュアンスも必要だと思うし、色々な楽しみ方を残しつつ、意義のある再発を、愛を持って良い形で丁寧にリリースするということが結局はシーンの存続につながっていくんだと思います。

CITY POP Selections
「まだ再評価されていないシティポップ」
――最後に御三方に「まだ再評価されていないシティポップ」と題して、それぞれ一枚ずつ持ってきていただきました。

クニモンド瀧口selected
清水健太郎「ドロウ/スクリュードライバー」(CBS / Sony Records,1977)

クニモンド滝口 : 若い人の財布にもやさしい、安く買える盤にしようかなと思って持ってきました。これは多分200円くらいで買えるやつですね。作曲は本人が手がけたボッサ歌謡のシティポップです。

 

DJ CHINTAM selected
いしだけいこ「ふりむいて」  (RCA 1977年)

DJ CHINTAM : シティポップとワードがまだ無い時代、この楽曲みたく歌謡曲の歌い回しながらも演奏がグルーヴィーでドラマチックに展開する楽曲を一部では『ニュー・ソウル』や『シティ・ソウル』と言われている時期がありました。それを象徴する様な楽曲。
こんなニュアンスの楽曲を聴いて80年代のシティ・ポップを聴いてみるとまた印象が変わるかもしれませんね。(作詞・作曲:いしだけいこ 編曲:信田一男)

 

DJ NOTOYA selected
路面電車「ムーンハイウェイ」(Mix Records,1978)

DJ NOTOYA : ぱっと見めちゃくちゃフォークみたいなジャケットの自主盤です笑
「ムーン」とか「ハイウェイ」って単語に引っかかってちょっと聴いてみようかなと思って聴いてみたら良いんですよ。Mix Recordsって京都のインディーレーベルだったみたいなんですけど。コード進行が洋楽っぽくて、今聴いても古くならないんですよね。

〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-15-3プリメーラ道玄坂106B
03-6416-1455

営業日:月曜日~土曜日17:00~24:00
日曜日・祝日 定休日(不定休あり)

URL. http://www.blowup-records.com
Instagram : blowuprecords

US、UK、国内からの買取で展開するレコードショップ&バー。
国内外から随時入荷する厳選した新譜・中古レコードを中心に取り揃えるだけでなく、
バーとしても展開しており、こだわりのレモンサワーをはじめとした各種お酒や, 熊本直送の馬スジで仕込む『馬スジ煮込み』が名物。

週末には『BLOW UP @ THE SOUNDS』というプログラムを催し、お店に縁のあるDJが店内を賑やかしております。
また、毎週金曜日限定でランチ営業(12:00~14:00)をしており、スパイシーポークカレーと日替わりカレーが楽しめます。

昼夜問わずこだわりのお酒や料理を楽しみながらレコードを掘ることができ、音楽フリークが集まる隠れ家的なショップとしてご利用頂ければ幸いです。


会場先行販売のレコードやカセットテープ、希少な中古レア盤のほか、イラストレーター永井博氏の原画やグッズ販売も!

▶『CITY POP MARKET』特設ページ https://www.hmv.co.jp/news/article/220611102/

70年代のニューミュージックの流れを汲んで、都市生活者の心象風景を描き出した音楽・シティポップ。
空前のシティポップブームの中、2022年8月に「HMV record shop」がお届けするシティポップのポップアップショップ『CITY POP MARKET』を期間限定でオープンすることが決定しました。

『CITY POP MARKET』では、会場先行販売のレコードやカセットテープ、希少な中古レア盤までご用意いたしました。また、シティポップ名盤のジャケットデザインを多く手掛けるイラストレーター永井博氏の原画やグッズの販売、さらに期間中にサイン会も予定しています。

2022年8月6日(土)からは、シティポップに特化したアナログイベント「CITY POP on VINYL 2022」の開催も控えており、『CITY POP MARKET』では「CITY POP on VINYL 2022」対象商品も販売いたします。

アナログレコードやカセットテープが再注目され、さらに日本のシティポップが世界的ブームとなっている今、是非この機会に『CITY POP MARKET』へお越しください。

【概要】HMV record shop presents 『CITY POP MARKET』
■大阪
日程:2022年8月3日(水)~8月9日(火)
場所:阪急メンズ大阪 1階 メインステージ
■東京
日程:2022年8月17日(水)~8月23日(火)
場所:阪急メンズ東京 1階 Main Base

① シティポップ名盤のジャケットデザインを多く手掛ける永井博の原画、ジークレー、グッズ等の販売

  • 『CITY POP MARKET』のメインビジュアルを含む永井博の原画(展示もあり)
  • これまで音楽ジャケットに描き下ろした作品の額装ジークレーアート各種(永井博による直筆サイン&エディションナンバー、作品証明書付き)
  • 直筆サイン入りアクリルアート、アートキューブ、トートバッグ、マグカップ等のグッズ販売

② 永井博コラボモデルのレコードプレーヤー発売(先行販売)
昭和を代表するポータブル・レコードプレーヤー「GP-3-R」を復刻させた人気モデル・ANABAS「GP-N3R」とイラストレーター永井博とのコラボモデルが実現!「GP-N3R」の赤い本体ボディ部分を永井博がセレクトしたターコイズブルーに変更し、永井博イラストターンテーブルカバーなどの付属品がセットになったスペシャル仕様とデラックスエディションの2形態を販売いたします。

  • 永井博イラスト・ターンテーブルカバー、永井博イラスト・ステッカー、永井博イラスト外装スリーブを付属したスペシャル仕様
    価格:33,000円(税込)【GP-N3BL/HN】
  • デラックスエディション(スペシャル仕様の3点+ミニチュア・ジークレーアート1作品)
    価格:55,000円(税込)【GP-N3BL/DX】

※HMV&BOOKS online および HMV record shop各店では、8月24日(水)から販売となります。

③ 新品レコードの販売
会場限定で先行販売を行う7インチレコード3タイトルやカセットテープ4タイトルのほか、8月6日(土)から販売開始の「CITY POP on VINYL」対象商品の取扱いも予定しています。

※8月3日(水)より会場限定で先行販売※
【7インチレコード:3タイトル】各 2,200円(税込)

  • 大貫妙子 – 都会/何もいらない【Blue Vinyl】(CRK-1029)
  • Bread & Butter – ピンクシャドウ/デビルウーマン 【Pink Vinyl】 (HMJA-161)
  • いしだあゆみ – 私自身/バイ・バイ・ジェット【Yellow Vinyl】 (HMJA-165)


※8月3日(水)より会場限定で先行販売※
【カセットテープ:4タイトル】各 2,750円(税込)

  • 大貫妙子 – SUNSHOWER (CRT-1080)
  • 間宮貴子 – LOVE TRIP (PROT-5501)
  • 大橋純子 – MAGICAL (PROT-5502)
  • 当山ひとみ – セクシィ・ロボット? (HMVC-20)

④ 中古品の販売
【中古レコード】
CITY POP、J-POPを中心とした中古レコードは、山下達郎の「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」オリジナル盤を筆頭に、レア盤/人気盤など約500枚の出品を予定しています。
【中古カセットテープ】
CITY POP、J-POPのレア盤や定番、ROCK、JAZZまで幅広い内容で出品を予定しています。
【ヴィンテージラジカセ】
家電蒐集家・松崎順一氏(DESIGN UNDERGROUND)のメンテナンス済のヴィンテージラジカセの展示および販売を予定しています。

<永井博サイン会も決定!>

  • メンズ大阪:8月6日(土)、8月7日(日)
  • メンズ東京:8月20日(土)

サイン会の詳細や参加方法などに関しては、後日、以下のページにて発表いたします。

▶『CITY POP MARKET』特設ページ https://www.hmv.co.jp/news/article/220611102/

会場へのアクセスや営業時間などの詳細は以下よりご確認ください。

阪急メンズ公式サイト
▶阪急メンズ大阪 https://www.hankyu-dept.co.jp/mens/
▶阪急メンズ東京 https://www.hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo/

永井博 プロフィール

永井 博
HIROSHI NAGAI

1947年、徳島市生まれ。グラフィックデザイナーを経て、76年よりイラストレーターとして活躍。大滝詠一「A LONG VACATION」、「NIAGARA SONG BOOK」等のレコードジャケットに代表されるトロピカルでクリアな風景イラストレーションを得意とする。以来、レコード/CDジャケットや広告などのイラストを多数手がける。近年はステーショナリーメーカーやアパレルブランドとのコラボレーションも行う。また、ブラック・ミュージックのコレクターでありDJとしても活動している。
出版物として、CBSソニー出版『A LONG VACATION』(1979)、『HALATION』(1981)、⼩学館『NIAGARA SONG BOOK』(1982)、ぶんか社『Time goes by…』(2008/のち2017復刊ドットコム)、復刊ドットコム『CONTRAST』(2019)、『NITEFLYTE』(2020)、『FAVORITE(POOLS/CRUISIN’/HUMAN NATURE)』(2021)、『TROPICAL MODERN』(2022)を刊⾏。

▶Instagram:@hiroshipenguinjoe
https://www.instagram.com/hiroshipenguinjoe/
▶Twitter:@hiroshipj
https://twitter.com/hiroshipj

HMV record shop

「HMV record shop」は、2014年8月「HMV record shop 渋谷」のオープンから、東京・新宿、吉祥寺と3店舗およびECサイトを運営しており、アナログレコードをはじめ、カセットテープやレコードプレーヤー、関連グッズなど商品を取り揃えています。日本国内におけるレコードの再評価、人気の高まりと共に国内外の音楽/レコードファンのお客さまをはじめ、レコードを初めて聴かれるといった若年層のお客さまなどにも多く来店いただいております。
今後もお客さまに音楽の楽しみ方の1つとして“レコード”を提案する、文化の“情報発信地”を目指してまいります。

▶HMV record shop
SHOP NEWS https://www.hmv.co.jp/recordshop/news
オンライン https://www.hmv.co.jp/recordshop


シティポップの新旧カタログをアナログレコードで一斉に発売するイベント『CITY POP on VINYL 2022』のキービジュアルが発表となりました!
今年のキービジュアルにはシティポップとの繋がりが深い、漫画家・イラストレーターである江口寿史さんのイラストを起用させていただいております!
こちらのデザインの公式パンフレット及びポスターが、全国のレコード店様にて配布・掲示される予定ですので、見つけられた方はぜひお手にとっていただいて、アイテムリストとしてご活用くださいませ!

また今年のパンフレットはアイテムリストだけでなく、シティポップファンにはたまらない特別記事も掲載!
自身のプロジェクト流線形や数々のプロデューサーワークで現行シティポップのオリジネーターと言っても過言ではないクニモンド瀧口さん、
『和モノA to Z Japanese Groove Disc Guide』の監修・執筆、楽曲のリエディットワーク、DJ、レコードバイヤーとしても活躍するDJ CHINTAMさん、
和モノオンリーのディスコ~ブギー~モダンソウルのMIX CD『Tokyo 1980s』で、クラブミュージック解釈としてのシティポップを広め、世界からも熱いラブコールを受けるDJ NOTOYAさんと、
昨今のシティポップブームを牽引して来た御三方をお招きし、シティポップをめぐる現状とその行方を語っていただきました!

ぜひこちらもチェックしてみてください!

■ イベント名:CITY POP on VINYL 2022
■ 公式サイト:https://citypop.onvinyl.jp
■ 主催:東洋化成株式会社
■ 開催日:2022年8月6日(土)
■ 開催概要:2022年8月6日(土)午前0時より、CITY POP on VINYL 2022にエントリーされたアナログレコードを一斉に店頭・オンラインショップなどで販売開始といたします。
ネット販売、予約受注に関する制限は設けておりません。新旧問わず、CITY POPアイテムが対象となります。
■ 本件に関するお問い合わせ先:CITY POP on VINYL事務局/東洋化成株式会社
■ MAIL:info@onvinyl.jp


シティ・ポップに特化したアナログレコードのイベント『CITY POP on VINYL』が今年は8月6日(土)に開催決定!

1970年代から80年代にかけて流行し、近年、日本の若い音楽ファンのみならず、海外の音楽ファンの間でも人気のジャンルとなっている”シティ・ポップ”。2022年になってもその勢いは増しており、世界的R&BシンガーであるThe Weekendが、亜蘭知子の「MIDNIGHT PRETENDERS」をサンプリングした楽曲「Out Of Time」をリリースし、YouTube上では公開後まもなく1,000万回以上再生されるなど、国境を超えて評価されるジャンルへと成長しました。

『CITY POP on VINYL』は、こうしたシティ・ポップの新旧作品をアナログレコードで楽しんでいただきたいという想いから、2020年8月に立ち上がったイベントで、今年で3回目の開催となります。

今回は、上記の通り話題沸騰中な亜蘭知子の4thアルバム『More Relax』、両面ともに待望の初アナログ化となる大橋純子『 Sweet Love / 男と女』、80’s和モノ名盤からの7インチカットである当山ひとみ『Sweet Soul Music / Kissしたい』など、計63タイトルが参加決定。世界的に有名なシティ・ポップクラシックスから、若手現行シティ・ポップアーティストの作品まで、日本のポップシーンを時間縦断して体験できるラインナップとなっています!

■ イベント名:CITY POP on VINYL 2022
■ 公式サイト:https://citypop.onvinyl.jp
■ 主催:東洋化成株式会社
■ 開催日:2022年8月6日(土)
■ 開催概要:2022年8月6日(土)午前0時より、CITY POP on VINYL 2022にエントリーされたアナログレコードを一斉に店頭・オンラインショップなどで販売開始といたします。
ネット販売、予約受注に関する制限は設けておりません。新旧問わず、CITY POPアイテムが対象となります。
■ 本件に関するお問い合わせ先:CITY POP on VINYL事務局/東洋化成株式会社
■ MAIL:info@onvinyl.jp


風が1977年~78年に海外(LA)で録音した2タイトルのアルバムを最新リマスター音源からカッティング、180g重量盤高音質アナログLPとして復刻。
また、東洋化成主催の夏のアナログレコードイベント「CITY POP ON VINYL 2022」にも協賛アイテムとして登場。風の名作を全世界のジャパニーズシティーポップファンへ届けます!

「海風」(オリジナル:1977年10月25日発売)

伊勢正三、大久保一久が1975年に結成した風が、初の海外(LA)レコーディングにより完成させた4thオリジナルアルバム「海風」を、180g重量盤として限定復刻発売。
レコーディングにはR.A.Martin,Geffrey Halesらの現地のミュージシャンと日本から水谷公生、佐藤準、武部秀明、森谷順らが参加。メンバー間の良好な関係によるリラックスした雰囲気のなか西海岸サウンドを手にしたこのアルバムは、フュージョン/クロスオーバーといった当時の最先端を吸収した傑作となった。
イントロのギターリフが印象的な「海風」ほか全11曲を収録。1977年作品。

(収録内容)
Side:A
1.海風 2.冬京 3.デッキに佇む女 4.酔いしれた男がひとり 5.おそかれはやかれ 6.歴史と季節の国
Side:B
1.トパーズ色の街 2.そんな暮らしの中で 3.あの娘の素顔 4.あいつが生まれた朝 5.防波堤

品番:CRJP-12
JAN:4988007300612
価格:税込4,400円/税抜4,000円
アートワークはオリジナル盤の仕様を可能な限り忠実に復刻。
最新リマスター音源を使用し、高音質に拘った180g重量盤仕様。
初回生産限定

「Moony Night」(オリジナル:1978年10月5日発売)

前作「海風」に続き、LAで録音された風の5thアルバム「Moony Night」を180g重量盤として限定復刻発売。日本からは前作「海風」と同じメンバー(水谷公生/佐藤準/武部秀明/森谷順)が参加した現地ミュージシャン(Steve Forman/Chuck Findley/Quitman Dennisなど)とのレコーディング作業は、よりポップに進化した新しい風サウンドを見事に完成させた。名曲「月が射す夜」ほか全10曲を収録。1978年作品。

(収録内容)
Side:A
1.月が射す夜 2.あとがき 3.すれちがった肩ごしに 4.曙 5.漂う 
Side:B
1.男物のシャツ 2.流れる 3.ByeBye 4.やさしさに気づかないまま 5.夕凪

品番:CRJP-13
JAN:4988007300629
価格:税込4,400円/税抜4,000円
アートワークはオリジナル盤の仕様を可能な限り忠実に復刻。
最新リマスター音源を使用し、高音質に拘った180g重量盤仕様。
初回生産限定

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